「モルディブ」って?!
◇ どこにあるの? (Where are resorts ?)
日本の西、飛行機で約10時間のインド洋にあります。
マーレ国際空港水上飛行機水上飛行機モルディブの入り口、マーレ国際空港からは、ボートまたは水上飛行機で、リゾートに入ります。
地図
モルディブは、「環礁(かんしょう)」と呼ばれる20ほどの地域がありますが、マーレ国際空港のある「北マーレ環礁」にあるリゾートには、日本からのフライトで夜に着いた場合でも、その日の内に、スピードボート等で入ることができます。
北マーレ環礁でもマーレ国際空港から遠い所や、他の環礁には、エアータクシーと呼ばれる水上飛行機で、行くことになります。この時は、マーレ国際空港のある空港島のフルレ・アイランド・ホテル(地図)に宿泊するか、ドーニと呼ばれる船で、首都のマーレまで行って一泊し、翌朝、エアータクシーで、各リゾートへ、30分~40分程度のフライトで入ることができます。
◇ どんなところ? (What place is it ?)
青い海に囲まれた、1島、1リゾート(ホテル)の小さな楽園です。
リゾート首都マーレインドの南西600km程度にあるモルディブは、赤道にかかる南北860km、東西120kmに広がる26の環礁、1200程度の島々があります。その内、人の住む島が200、リゾートが110ほどあります。
島一周、10分ぐらいの小さな島から、一周、1,2時間かかる大きな島まであります。首都のマーレでも、帰国前の空き時間でも2時間もあれば歩いて観光できてしまうぐらいの大きさです。
サンゴでできた島々なので、海抜は数メートルと低く、平坦で高い建物もありません。周辺の海は穏やかで、シュノーケリングやダイビングを満喫できます。
◇ どんな楽しみがあるの? (What enjoyment can we do ?)
ビーチ/プール/コテージでのんびり、スパでリラックス、シュノーケリング/ダイビング/マリンスポーツを満喫。
ビーチプールコテージスパシュノーケリングダイビングマリンスポーツ思い思いの楽園がそこに
都会で疲れた身体を癒す方にも、アクティブにマリンスポーツを楽しみたい方にもお勧めです。非日常的な世界がそこに広がっています。
◇ 何日ぐらいあればいけるの? (How many days do we need for staying there ?)
日本からだと5日~10日のツアーが多いようです。基本ツアー+延泊も容易です。
何もしない日があるぐらいの余裕がとれると心身共に解放感がさらに高まります。スリランカ航空、シンガポール航空、マレーシア航空、利用する航空会社によって、日本の出発時間、到着時間、経由地等が少しずつ異なります。リゾートにできるだけ長くいたい時はスリランカ航空、帰りにシンガポールでショッピングをする時はシンガポール航空などと、使い分けられます。
お土産は、帰国時にマーレ国際空港、スリランカ経由であれば、コロンボなどでもお菓子(いまいちです)や香辛料、紅茶(高いですがシルバーティップは美味しい)などを買うことができます。
◇ 予算はどれぐらいかかるの? (How much is cost for our trip ?)
日数、リゾート、部屋のタイプによって異なりますが、15万円~50万円以上まで色々です。
ビーチコテージビーチコテージ水上コテージ水上コテージデラックス・ビーチコテージコストパフォーマンス重視、施設・サービス重視、ハウスリーフ重視、ダイビングポイント重視、ハネムーン、家族旅行、フルムーン、それぞれのスタイルで選べます。
旅行日数、時期、利用航空会社、滞在リゾート、部屋タイプによって料金が変わってきます。また、手配旅行会社(または直接手配)によって、同一条件でも料金が違います。同一旅行会社でもキャンペーン期間や、各種割引、キャンペーンリゾートなど、調べてみるとお得な情報がある場合が。旅行代金のクレジットカードでの支払い可否など、カードの傷害保険を使いたい方、ポイントを貯めている方などには、チェックポイントに含まれるでしょうか。
食事は、沢山食べる方はツアー代金にオールインクルーシブで、バイキング形式の朝食、昼食、夕食が付いている形が良いかもしれませんが、朝だけ付けて、昼はビーチやプールでビールと一緒にサンドイッチやハンバーガー、ピザなどを楽しんで、夜はアラカルトレストランで好みに応じて、などとするのもお勧めです。現地オプショナルツアーのナイトフィッシングなどで、魚を釣って、翌日の夕食にアラカルトレストランで調理して出してもらっても楽しいです。
◇ 季節はいつがいいの? (When is the best season ?)
常夏ですが、雨季と乾季(11~4月)があります。ただ、雨季となるGWの5月でも、雨が降らない年もあります。
晴天晴天(夕日)曇天雨天(スコール)雨季でも1日中ずっと雨というよりは、スコールや、夜に降ることが多いようです。また、年や、地域によっても異なります。
降水量は2月がもっとも少なく、5月、11月がもっとも多いようです。休みの関係で、4月末から5月初旬のGWや、11月、12月に行くことが多かったのですが、滞在中、晴れないという経験はありません。
気温も年平均で25~32℃程度と温かいので、寒いということはありませんが、ボートの上などで急なスコールにあうこともあるので、ウィンドブレーカーなど、羽織れるものを一枚持っていると安心かもしれません。
◇ 言葉は通じるの? (Can communications be done in Japanese ?)
片言の英語でも大丈夫ですし、日本人スタッフのいる島もあります。
マーレ国際空港到着ウェルカムドリンクマーレ国際空港到着時は、旅行会社の日本人スタッフが出迎えてくれます。リゾートでは、日本人スタッフまたは日本語を話すスタッフが多くの場合います。
マーレ国際空港では、ツアーであれば旅行代理店が手配した現地スタッフが、また、個人手配であれば、各リゾートのスタッフ(各リゾートのカウンターが並んでいます)が出迎えてくれるので、直ぐにわかります。
リゾートに到着するとウェルカムドリンクを飲みながら、チェックイン手続きを行い、ちゃんとした日本語or片言の日本語or簡単な英語で、説明をしてくれます。リゾートという場所柄、込み入った話は必要ありませんので、身振り手振りでも事足りてしまうかもしれません。
挨拶ぐらいは、現地の言葉「ディベヒ語」を覚えても面白いと思います。
◇ どこのリゾートがいいの? (Where is recommended resort ?)
滞在日数と、予算、一生に一度の思い出作りか などによって、選択基準が変わります。
2人だけの挙式多くのリゾートがあるので、何回行っても、楽しめます。最初に行った印象によって、リピーターになるかどうかが決まるような気もしますが、あまり最初にゴージャスなリゾートに行くと、それはそれで、次回以降、どこに行こうか迷うことになるかも。
◇ コストパフォーマンス重視
→ 交通費の面から、北マーレ環礁のリゾートがお手頃です。
モルディブらしい、こじんまりした小さなリゾートも素朴で良いと思います。
◇ 施設・サービス重視
→ 都会にもあるような有名ホテル系列は、リゾートの施設やコテージ、料理、サービスも質の高いものが用意されています。
◇ ハウスリーフ重視
→ 島の周りが遠浅の砂地ではなく、ドロップオフが近めだと楽です。
水上コテージの周りは、一般的に浅くて波もなく安全ですが、砂地で、小さなサンゴと小魚しかいないことが多いです。
◇ ダイビングポイント重視
→ 季節と、見たいものによって、地域が変わります。ジンベイの遭遇確率はアリ環礁南部が高いようです。
アリ環礁南部には3回ほど行きましたが、外れはありませんでした。
◇ ハネムーン
→ やはり、名前の通った有名リゾートがハズレが少ないという面で安心ですが、口コミなどを参考に、
隠れ家的なリゾートを探してみるのも良いかもしれません。
◇ 家族旅行
→ お子さんがいるご家庭の場合は、お子さんの急な発熱などにも対応できるという意味で、首都マーレに近いリゾートの方が
安心ではあります。いざとなったら、スピードボートで、マーレの病院まで行けば、設備や薬は整っています。
◇ フルムーン
→ さまざまの経験をされて、贅沢の本質をご存知の方は、単なる有名リゾートではなく、ホスピタリティを追求した、
個別対応サービスが充実したリゾートを選択されるのが良いかもしれません。
◇ ダイビングでは何が見られるの? (What is seen in scuba diving ?)
季節とポイント、運によってですが、大物は、ジンベイ、マンタなど、小物はインド洋ならではのカラフルな魚たちが。
ジンベイザメマンタウミガメギンガメアジクマノミテングハギスキューバダイビングでなくても、シュノーケリングでも十分楽しめます。
治安も良く、海も穏やかで、基本的な注意を怠らなければ安心して楽しめる場所だと思います。
近年、ダイブコンピュータとロープ付きのフロートは、付けていないと多くのダイビングセンターで潜らせてもらえないので、現地で借りるか持っていく必要があります。また、Cカードも忘れずに持っていかないと潜れません。
ダイビングのスタイルですが、ハウスリーフ以外は、ボートでポイントに行って、ゆっくりとドリフトダイブのスタイルが多いようです。但し、最初の1本目は「チェックダイブ」なので、ビーチエントリーでハウスリーフで、マスククリアやレギュレータリカバリー、バディブリなどの基本スキルのチェックを行うことが多いです。
最大深度については、スキルがあっても、アドバンス相当以上のライセンスを持っていないと、「水深、何m以上、行くな」と言われたりします。深く潜っても面白いわけではないので、問題ありませんが、ポイントによっては、例えば、沈潜の甲板部だけで、船底までは行けなかったりします。ただ、何本か潜って、こちらのスキルがわかると、大抵、言わなくなります。
◇ リゾートでの、お金の支払いは? (How to pay charge at resort ?)
リゾート滞在中の支払いは、ルームナンバーとサインでOK。
チェックアウトの時は、カード払いが便利です。
「ブティック」でも「バー」でも、「プールサイドでのオーダー」でも、現金はいりません。
リゾート内では、現金は、ほとんど必要ありません。チップのために、ドルを少し持っていれば大丈夫です。チップを渡すシーンとしては、ダイビング器材の入っている重いスーツケースを持ってもらった時や、ルームサービス、ピローチップ、レストランで席が決まっている時は担当のウェイターさんへの最終日に渡すチップ、ダイビングスタッフへの最終日に渡すチップ程度です。必ず渡さなければいけないわけではありませんので、気持ち良く過ごせた時に、気持ち程度、渡すのが良いかと思います。(個人的には、渡し過ぎるのも良くないと思います。)
1ドル札の手持ちがない時は、フロントで両替してもらいましょう。
また、サインですが、漢字でサインすると、真似できないのと、チェックアウト時の伝票チェックで間違いないことを確認し易いので良いのですが、相手が読めないので、漢字のサインの下とか、空いているところにローマ字でのサインを併記しておくと良いと思います。
クレジットカードは、VISA、MASTERは大抵使えると思いますが、JCBやDINERSは使えない所も多いと思います。ポイントやマイレージを集めている関係で使いたいカードがある場合は、とりあえず出してみて、使えないようなら、VISAかMASTERで支払うことにすれば良いと思います。
また、万が一、持っていったクレジットカードの不具合があった場合に備えて、2枚のカードを持っていくと安心かもしれません。
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